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2019-01-01から1年間の記事一覧

M-1グランプリ2019決勝戦について

先ほど終了したM-1グランプリ2019。 優勝はミルクボーイ。 壮絶な戦いだった。 毎回毎回今年は過去最高〜みたいな流れがあるが今回は別格、個人的にM-1グランプリ2007に継ぐ伝説の年だったのではないかと思う。 全てが素晴らしかった。 以下、出順で振り返り…

湯を沸かすほどの熱い愛を見て。

以下本編のネタバレを含む。 きのこ帝国が活動休止を発表したことはまだ記憶に新しい。 そうかこれ主題歌きのこ帝国が歌ってたのかとエンドロールを見て思い出された。絶妙にマッチしていて良かった。 さて、本編は死の宣告を受けてから死に至るまでの1人の…

仕事としてお笑いをやることについて。

好きなのでやってしまうがそろそろお笑いのことはこの辺にしておきたい。 賞レースのオーディションに際して、エントリーする芸人、審査する作家や番組関係者、鑑賞する客がいる。 この中で仕事としてお笑いをやっていないのは客だけだ。そして私もその客の1…

M-1グランプリ2019準決勝について。

ライブビューイングのチケットが無事当選し、準決勝を見ることができた。 とてつもないライブだった。 最高に笑った。 当初の決勝予想は大ハズレだったが、ほぼ異論のない結果となった。 ライブビューイングは初の試みということでいろいろ思うことはあった…

金属バットのワイルドカード復活について。

本日M-1グランプリ2019の準決勝進出者が全て出そろった。 最後の一枠は金属バット。 個人的にもなぜ落とされたのかと思っていた組のひとつであったので、妥当といえば妥当な結果だったと言える。 とはいえ、金属バットがそうそうたるメンバーを抜いて視聴人…

M-1グランプリ2019準々決勝を見て。

GYAO!にてワイルドカード企画としてM-1グランプリ2019準々決勝の敗退者のネタ動画が投稿されている。 視聴数に応じて準決勝に返り咲ける組が決まるのだ。 今日それをひととおりすべて見た。 感想として、3回戦までとは比較にならないほどレベルが高かった。 …

M-1グランプリ準々決勝の結果を見て

3回戦大阪会場の半分ほどを見て、待ちきれず準々決勝の結果を見てしまった。 少しぽかんとした。 通過者は以下 アインシュタイン からし蓮根 ミルクボーイ ぺこぱ オズワルド マヂカルラブリー すゑひろがりず ダイタク くらげ セルライトスパ ラランド 天竺…

M-1グランプリ2019について

今年もこの季節がきた。 今日3回戦の結果が全て発表されたので、それを踏まえてお笑いファンの思いの丈を書き連ねておきたい。 決勝予想については、例年かまいたちミキ和牛が当確のような風潮があり少しつまらない。 順当にいけばアインシュタインからし蓮…

KOC2019を見て

遅ればせながらキングオブコント2019の感想を述べたい。 ちなみに今年の私の決勝勝ち残り予想はザ・マミィだったが惜しくも準決勝で敗れてしまった。 ジェラードンと併せて来年確実に来るはずなので期待しておくとする。 さて、M-1グランプリ2018もそうだが…

二重生活を見て

以下本編のネタバレを含む。 キャストを見て気になっていた映画を見た。 あくまで個人的にはメチャクチャ刺さる作品であった。 内容としては、生きる意味や意義がわからずこれまでただフワフワと生きてきた女性が、自分と何の関係もない1人の男性を尾行し、…

ソロモンの偽証を見て

以下本編のネタバレを含む。 本編はある中学校で起こったひとつの事件に対して様々な憶測が飛び交う中、生徒たちが自らの意思で情報を集め裁判を開き、真実を追求するといった内容のものだった。 うわべで言えば中学生が奮闘する姿からそれぞれの人にある正…

クロ現+性暴力編を一部見て

以下、倫理的に間違っている可能性がある内容を記述する。 しばらく前に「感動ポルノ」という言葉がこの世に生まれた。 身体に障害をもって生まれた人は–––ただ生きているだけなのに–––頑張って障害に立ち向かって一生懸命生きている姿が感動のダシに使われ…

竹原ピストルのをAmazingGrace聴いて

いつだったかにテレビでタイトルの曲を聴いてとてつもない、形容しがたい感情になったことを私は今でも覚えている。 それは最初ほがらかな曲かと思いきや後半シリアスな曲で、改めて聴くとすべてがシリアスな曲だった。 知らない人は聴いてくれ。 人の命につ…

他人に伝わる文章を書くということ

私は自分の書く文章がけっこう好きだ。 かれこれ10年ほど前か、twitterが私の周囲で爆発的な存在になるより少し前、当時高校生の三宅少年はほぼ毎日のようにブログをこっそりしたためていた。 その頃の記事の中には今読んでも「いいこと書くなあ」と思うもの…

さよなら歌舞伎町を見て

以下本編のネタバレを含む。 この話はとあるラブホテルに関わる人々の周りの人間ドラマを描いた映画であった。 結論から言うと「ラブホテルを題材にした話」「主人公の彼女役に前田敦子」の2点から前田敦子のエッチシーンがあるんじゃないかと期待する童貞ホ…

ピースオブケイクを見て

以下本編のネタバレを含む。 映画館で見たい映画だったな、と思った。 「愛がなんだ」じゃん、と思った。 違うところがあるとすればピースオブケイクの方がややドラマチックで、最終的にハッピーエンドだったというところか。 相変わらず、女性からモテた経…

高校の思い出

私の人生に影響を与えた人のうちの1人とは高校時代に出会った。 とてもダサいが、恋とか愛とかそういうアレではなく、憧れという方がその人に対する感情を説明するにふさわしかった。 その人に会うのはおそらくその日が最後だろうと思われた日–––実際にその…

愛がなんだを見て

以下ネタバレを含む、かも。 本編は2つの片想いを描いた作品だった。 女→男のパターンと男→女のパターンそれぞれの。 そしてどちらの片想いとも叶わない運命にあった。 私がこの映画から受けた印象、「愛がなんだ」のニュアンスは、「愛がなんだ、私のこと…

ヒトリエ音源のワールズエンド・ダンスホールをおれに買わせてくれ

好きだったバンドのボーカルが死んだ。 そのニュースは思ったより私の精神を乱した。 こんなことならライブに行っておけばよかったとか、そういうことはあまり思わなかった。 事実をまだ受け入れたくないから、まだ生きていてライブに行かせてくれよと、そう…

オートバックスに車検を依頼した話

転ばぬ先の杖を打っておくとすればこれは何かを褒める話でもなければ何かを貶す話でもない。 オートバックスに車検を依頼すると、中古で10万円以内で買えそうな激アツ代車を貸してくれた。 一目見たとき「ウワ…」と思ったが、乗り込んで、運転したとき、「こ…

働く人間恐怖症になったときの話

2017年頃、働く人間恐怖症になった。 日々モノを生む仕事をしている中で、だいぶ疲弊していたのだろう。 例えばコンビニに入ると、並べられている全てのモノにそれを作るために働く人間の姿が見えた。 必要なものを手に取ってレジへ向かうと働く人間に応対さ…