竹原ピストルのをAmazingGrace聴いて
いつだったかにテレビでタイトルの曲を聴いてとてつもない、形容しがたい感情になったことを私は今でも覚えている。
それは最初ほがらかな曲かと思いきや後半シリアスな曲で、改めて聴くとすべてがシリアスな曲だった。
知らない人は聴いてくれ。
人の命について、常にそれをほがらかに捉える部分と常にそれをシリアスに捉える部分が私の頭の中にはあるように思える。
色としては真逆のようだがそれらはどちらも同じだけ同時に確かに存在している。
シリアスな私がほがらかな私のことを殴ったりはしない。
私は根暗ポジティブだ、と思う。
何事もネガティブなイメージが脳内に先行しがちではあるが、その逆のイメージも同じだけ同時に確かに存在していることを知っている。
コップに半分の量のコーヒーを見て「もう半分しかない」と思うが、その裏に「まだ半分もある」という意識があることを知っているのでそちらを信仰する、というふうに極力生きるようにしている。
なぜならその方が良いから。